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2010年8月 9日 (月)

8月花形歌舞伎

けふ、8月花形歌舞伎第二部を拝観に新橋演舞場へ行つて参ゐりました。
8月の歌舞伎は、演目数が少なくなり3部構成になるのがおなぢみです。
(他は二部構成で演目数が一演目ほど多い)
8月には、軽井沢のお別荘にてお過ごしになる役者さんもいらつしやるとのこと・・・・・
ま、そんなことはだうでもいひのですが。
本日は第二部といふことで、演目
一、 暗闇の丑松  三幕
二、 京鹿子娘道成寺 
を拝観ゐたしました。
「暗闇の丑松」は長谷川 伸氏の作品で、不幸な運命に翻弄される男女の運命を描いた作品なのですが。
・・・・・・
暗い
暗い暗かつた  「暗闇の丑松」の暗闇はさういふ意味なのだらうか?
あんまり、暗い演目をしないでほしい。
夏休みのせいか、演舞場はツアーバスでの観光客、子連れなどがをりまして、あたくしの隣の席も小学校高学年か中学といふ子供をつれてをりました。 きつと、子供にとつて「歌舞伎は詰らない」といふものに映つたであらう。
今年ぢやないけど、赤坂大歌舞伎で中村勘三郎が行なつた「狸狐狸狐」は抜群に面白かつたし、「棒しばり」も抜群に面白かつた。
ああいふ、「明るく展開の楽しみな演目」を多くやつてくれるといひのにな。
暗闇の丑松が始まつてすぐに、寝込んだ客がゐてその客のいびきが5席以上離れたあたくしの席にも完璧に聞こへてきました。  Dismay
近くの席の人で
上演中なのに
わざわざ離席して立ち上がり、
歩いて外の係員を呼びに行き
自分と係員の戻つてくる立ち姿(係員は中腰)を他の客席に曝け出し
係員に他の観客の前を横切らせ注意をさせた男性客がゐました。
ちよつと突けばいひのに
驚きました
なんであんなことをわざわざ係員にやらせるのか
しかも上演中、他の観客の迷惑になる「立ち上がり歩行」行為をしてまで
いびきを掻いてゐた客は一瞬起きましたが、暫くすると又寝込みました。
今度もわづかにいびきがしましたが、別の人に起こされた瞬間、
退場しました。(上演中なのに)
あたくしの席の横の通路を通つて行きましたが
息がおびーる臭かつたです。
演目二
京鹿子娘道成寺は、長唄舞踊の演目なのですが。
しみぢみ思つたのは、舞踊はリズム感が無いとダメですね。
長唄のリズムと併せて小気味よく踊らないと、観てゐて楽しくないんだらうな~、舞踊はリズムだな~
音痴な人は舞踊が上手くないだらうな~
等々、思ひながら観てをりました。
あの小気味いひ、長唄のリズムを聞いてをりますと酒を呑みながら太鼓でも叩き踊りたくなります。
Macarena 
演目二の最後に海老様のご登場
演目二の最後は娘が怨霊の蛇体となり、海老様は退治する大館左馬五郎照剛を演じられるのですが
歌舞伎の興味深いのは、顔の化粧が「悪」「善」を表す隈取で表されてゐること。
江戸時代の人の感性といひますか、表現を知恵をしぼつて様々な方法を考へたことにひたすら感心するのでありました。
衣装もしかりです。
日本人は、一瞬間でも鎖国をして
日本独特のもの
を思ひだすやうにしたはうが、よひものができるのではないか・・・・
歌舞伎を観るたびにさう思ひます。

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