« 窓辺でゴロゴロ・・・・・・ | トップページ | 何度も言はせるな、早く解散総選挙しろ »

2011年2月19日 (土)

音楽堂で聴く雅楽

神奈川県立音楽堂で行なはれた、東京楽所(とうきょうがくそ)と佐々木冬彦氏による「音楽堂で聴く雅楽」に行つて参ゐりました。

東京楽所(管絃・舞楽)は1970年代宮内庁楽部楽師によつて結成された紫絃会を前身として78年宮内庁式部職楽部のメンバアを主体にして累代の楽人に併せて、民間の優秀な雅楽奏者も含めて創立されました。

佐々木冬彦氏は東京藝術大学作曲科修士課程を修了され、現在は作曲家、ハープ奏者、また復元された古代の大型ハープ「箜篌(くご)」の演奏家として国内や海外での公演、音楽祭、録音等に数多く出演されてゐます。

演奏前に解説をしてくださつたので、雅楽のことで知らないことが多いですが勉強になりました。

まづ、吹奏楽器から始め、次に弦楽器、そして最後に打楽器を学ぶのださうです。なので、打楽器奏者の右端にゐる「鞨鼓(かっこ)」といふ打楽器奏者が奏者の中で一番上位なのださうです。(パンフレットに付随の図説を参照)

成程、打楽器奏者が一番前にゐます。かういふわけだつたのですね。

110219_1923_01_2

第一部は管絃で古来からの曲「壱越調音取(いちこつちょうねとり)」、「胡飲酒(こんじゅ)」序・破、そして佐々木冬彦氏作曲「箜篌(くご)と雅楽のための『華の宴』」(神奈川県立音楽堂より委嘱され作曲されたもの)

第二部は舞楽で「賀殿(かでん)」「抜頭(ばとう)」「長慶子(ちょうげいし)」

といふ構成になつてをりました。

古来からの曲は、寺社で護摩修行の際に僧侶が入退出する際に流れますが、なんと言ひますか妙に落ち着いてまどろんでしまふやうな音色でした。他の方も同様のやうでちらほらとまどろんでゐる方々がいらつしやいました・・・・

佐々木冬彦氏の曲は、佐々木氏ご自身が箜篌(くご)といふ楽器を演奏され、楽器の特性を御存知のせいか、雅楽のそれぞれの楽器と箜篌(くご)の調和がものすごくよかつたと思ひます。

箜篌(くご)は奈良時代に渡来したものの、後に使用されなくなつたのは、他の雅楽楽器とのバランスが相容れないせいなのかなぁと最初聴いたときに思ひましたが、佐々木氏の曲はそれを綺麗に打ち消してゐたと思ひます。以前和太鼓とオーケストラの共演用の曲を聴きましたが、それは悪いけど和太鼓のよさが生かされてなく、オーケストラばかりが出てきてあまり良いと言へませんでした。その印象があつたので、少し「疑つて」ゐましたが「華の宴」は大変良く、また聴きたいなと思ひました。

|

« 窓辺でゴロゴロ・・・・・・ | トップページ | 何度も言はせるな、早く解散総選挙しろ »

文化・芸術」カテゴリの記事