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2011年12月25日 (日)

十二月歌舞伎公演 於日生劇場 昼の部

きのふ、昼の部と先日拝観して大変よかつた夜の部にも行つてまゐりました・・・

昼の部演目 :

一、碁盤忠信 

二、新古演劇十種の内 茨木 

碁盤忠信は、百年ぶりの上演ださうです。

あらすぢ:吉野に隠れ住む源義経一行は山法師からの闇討ちに遭ひ、家臣の佐藤忠信を影武者として逃れていく。その後忠信はかつての義経の御所で今では廃墟となつた京都の堀川御所に隠れ住んでゐる。この忠信の命を狙ふのは梶原景高と内通する舅の小柴浄雲。浄雲は碁盤を枕にうたたねする忠信のもとへ忍び入るが、忠信の亡き妻小車の亡霊が現れ、父の行ひを窘める。一方、目覚めた忠信は危険を察知し義経所有の鎧を身に着ける。碁盤を片手に馬場の忠太を踏みつけて現れた忠信。そこへ横川覚範が現れ、忠信に勝負を挑み・・・・

佐藤忠信が碁盤を振り回して戦つたといふ言ひ伝へに基づいて作られた狂言ださうである・・・

この作品は、忠信が過ごす廃屋や忠信が碁盤を振りまわし戦ふ場面の舞台美術の色彩が大変に美しい。

衣装とそれに付随する舞台背景、化粧・・・すべてが調和し美になつてゐるといふ、ものすごい美的感覚を楽しめ、最初にこれを考えた人がすごいと思ふ。

パリコレなど崇拝は止めて、パリのやつに歌舞伎の美術を学ばせるべきである。。。と思ふ。(どのみち、マスタアできないであらうが) ψ(`∇´)ψ

茨木 : 平安時代源頼光に仕える渡辺綱は羅生門に鬼退治に出かけ、鬼の片腕を切り取つて帰つてきた。だが鬼が腕を取り返しにくるので陰陽師から物忌みを命じられた綱は館にこもり物忌みを執り行つてゐる。そこへ叔母の真柴がはるばると訪ねてくる。綱は対面を断るが真柴が綱の無情を嘆き悲しむので、仕方なく叔母を招き入れる。綱から羅生門での武勇伝を聞いた真柴はやがて鬼の腕を見たいを言ひはぢめ・・・・

渡辺綱に扮した、海老様の美しさが際立つ・・・・ (* ̄ー ̄*)

正面横すべてが、美しい・・・・ Love You  

ちよつと、だうなつてるの、あのお顔!!と発狂したくなるくらい、美しい・・・・

特に、少し伏し目がちの角度など「美しさは罪」と言はんばかりの美しさ!!

それに加へて、声の美しさ

まず、声がものすごく徹る

場内に響き渡る、声。その声に続いてあの姿が出てくるのだから、これはもふこの世の奇跡とも言ふべき現象である・・・・

話は戻つて

この話は子供向けの日本の怖い話とか昔話に載つてゐるくらい、有名な話である。それを河竹黙阿弥が歌舞伎の作に仕立てた

かういふ話を見ると

昔は鬼が姿を現し人間も鬼の姿が見えてゐたのかな、などと考える。。。。

Valentine candy hearts
  

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