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2012年5月 6日 (日)

読み始めた本

八木 秀次著 「明治憲法の思想 日本人の国柄とは何か」

八木氏は専攻は憲法学、思想史。2002年、第二回正論新風賞受賞。「保守主義」の立場からの旺盛な言論活動で論壇の注目を集めてゐる方ださうだ。

他の著書に 「だれが教育を滅ぼしたか」「反『人権』宣言」「本当に女帝を認めてもいいのか」「『人権派弁護士』の常識の非常識」

共著に「国を売る人びと」「教育は何を目指すべきか」「夫婦別姓大論破!」「教育黒書 学校はわが子に何を教えているか」

など著書多数。

上記の本は一度読みたいですね。特に「『人権派弁護士』の常識の非常識」「反『人権』宣言」。これらはとても面白さうです。

朝鮮福島みずほなどが顔を真っ赤にして激怒するのではないかと思はれる内容ではないかと期待ゐたします。

さて、本題に戻り今読んでゐる本ですが。

自民党が憲法改正案を出して得意げになつてゐます。予想通り朝鮮みずほが難癖をつけましたが、今の時代に朝鮮みずほの主張などうなづく奴はシナ人か朝鮮人でせう。日本の防衛といふ現実的な問題を全く無視してゐる。

自民党が改正案を出したものは、現行憲法を土台にしてゐる。自民党がサイトに出したやうに、現行憲法との比較があることでも歴然だ。

現行憲法は、みなさんご承知のとおり占領軍、つまり米国が3日ほどで作つたものであります。日本人に案を作らせたものの、民主化がなつてないとかいふ理由で却下し自分達で作つたのです。

これまでに言はれてゐたのは

現行憲法は国民主権を謳い、民主主義に相応しいものである

対して明治憲法は、天皇陛下主権であり国民に主権がなく、人権を制限してゐる「悪者」として描かれてゐる。

果たしてほんたうにさうであらうか?

よく考へやう。現行憲法は敵国であつたアメリカが「日本が二度と米国に刃向ふことをなくすやうに、日本的精神を破壊する目的」で作つたものの一つである。

米国がさうした中で一番影響が大きいのは東京裁判であらう。あの間違つた裁判といふ名の糾弾、そしてその判決がそのまま「歴史の教科書」になり、ねつ造まで許す事態になつてゐる。

次がこの憲法ではないかと考へる。

さて、何かと現行憲法、素晴らしい民主化された民主主義に相応しい憲法!と比較される明治憲法であるが。

この憲法は伊藤博文が欧州への視察を命じられ起草した憲法だといふことは教科書にあるとおりだ。

だが、問題は「教科書には伊藤博文が欧州で何を見聞きし、学び、明治憲法を起草したか」が書いてゐないことだ。

この本には序章で「明治憲法に学ぶもの」として書いてある。

伊藤博文は最初にドイツに行き、ベルリン大学の教授で高名な憲法学者であつたグナイスト氏に会ふがグナイスト氏は

「憲法は法文ではない。精神であり、国家の能力である。(中略)日本国の今日までの君主の実体、そして風俗・人情、その他、過去の歴史を明瞭に説明してもらいたい。それについて考えてご参考になることは申し述べてもよろしい。」

と言はれる。

ここに憲法の精神、憲法が元とすべきものが何かすべて書かれてゐるではないか。

次に伊藤らはオオストリアへ行き、ウィイン大学の看板教授で著名な国家学者・社会科学者であつたロオレンツ・フォン・シュタインを訪ねる。

シュタインは伊藤らがヨオロツパに来てヨオロツパの法制度を機械的に習得してゐることを論難した。そのような学び方をして作り上げた日本の法は単なる外国法の引き写しでしかない。

シュタインの講義は「まず自国の歴史についての省察が学問の根幹になければならない。そしてその上にヨオロツパで学んだ知識を接ぎ木していくことが必要だ」といふことを説くものであつた。

この講義を受けたあと、伊藤らは「憲法は日本の歴史や伝統に基づいて作ればいい」と確信をいだき「いかなる点においても、他国のあれこれの憲法の単なる模倣ではなく、徹頭徹尾日本的なもの」と伊藤自身がシュタインへに憲法発布を知らせる書簡に書き記すほどのものであつた。 (以上、序章P18-26まで抜粋を元に記述)

明治憲法がどのやうな背景で起草されたのかを知ると、現行の憲法は全く「日本的なもの」を無視した、単なる「自由過激論者の真似事」であることがわかる。からうぢて、天皇といふ記述があるが、そんなのは米国が占領するにおいて都合がよいやうに天皇陛下の名称を残しただけである。

本来、米国は天皇制を失くしたかつたのであるがそれをすると日本人の反感が大きく占領政策が上手くいかないことを知り、あへて憲法に入れて誤魔化しただけなのである。

なので、現行憲法を主体に「改正案」などと発表して大いばりしてゐる自民党はただの

無知

なのだ。

恥ずかしいことをしてゐることに気づいてない。

せめて、明治憲法を勉強してから改正案を作るべきではなかつたか?

自民党議員の大多数は、戦後の教育を受けて占領軍の思想を刷り込まれてゐるから、ハナから欽定憲法を考慮する意思などなかつたのであらう。

こんな人たちが集まる政党に、日本のための政治などできるだらうか?

無理だと思ふ。

自民党は、結局、最初から最後まで 

売国

なのだ。60年属米売国で来て、今この時代をもたらした。それに対する反省も認識も改善もない。

最悪の党だ。 (民主党はあたくしのブログでは朝鮮の党なので、最初から議論の蚊帳の外であります)

現行憲法を元にして改正した、などといふ薄っぺらな内容に騙されてはゐけない。

さらに本書を読み進まふと思ふ。

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