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2012年8月18日 (土)

八月花形歌舞伎  昼の部

久しぶりに歌舞伎拝観に行つてまゐりました。

けふは昼の部、昨日は夜の部・・・

昼の部

四世 鶴屋南北作  文化14年(1817)江戸河原崎座で初演
桜姫東文章 (さくらひめあずまぶんせう)

発端  江の島稚児ヶ淵の場
序幕  新清水の場
     桜谷草庵の場
二幕目 三 囲の場
三幕目 岩淵庵室の場
四幕目 権助住居の場
大詰  浅草雷門の場

あらすじ・・・  

長谷寺の僧正清玄は稚児白菊丸と心中するが自身だけが生き残る。それから17年後高僧となつた清玄は吉田家の息女桜姫の出家の願いを聞き入れる。剃髪を待つ桜姫のもとに現れた釣鐘権助は、以前屋敷に忍び込み、桜姫の操を奪つた男だつた。

思わぬ再会に出家の意思が薄れた桜姫は権助に身をゆだねる。桜姫は不義者として捕えられ、また桜姫を白菊丸の生まれ変わりと知った清玄は権助の女犯(にょぼん)の罪を着せられて追放される。

桜姫への執念を捨てきれない清玄は残月と長浦の住む庵室に身を寄せるが二人に殺される。その始末を頼まれた権助は桜姫と再会し、夫婦となる。一方、落雷により息を吹き返した清玄は桜姫に纏わりつき、もみ合ううちに出刃が喉を貫き、息絶える。

 「風鈴御姫」と綽名がつき人気の女郎となつた桜姫。しかし毎晩枕元に幽霊がでるために権助の元へ帰される。権助が落とした密書から、権助が父を弟を殺した仇と知った桜姫は・・・・

鶴屋 南北は東海道四谷怪談の作者でもありますが、この人のお話はいつも、複雑に入り組んでゐる、奇想天外なものが多く、「かうなるの?」と驚きながら観る。

今回も、武家の姫が悪い男になぜか捉つて、女郎にまでなるのである・・・ 南北の作品でもふ一つ面白いのは、江戸時代の世間の流れといふか、風習が描かれてゐるので「そんな考へが一般的だつたのか」等勉強になることが多いことだ。

鶴屋南北についての本はこちら→ 鶴屋南北 滑稽を好みて、人を笑わすことを業とす  http://blog.goo.ne.jp/liebe-kdino-schumi/e/2ec8676e7a615ea84f0b999aa7b04731

今回、海老様は悪役なのだが

普通に、格好いいな・・・・ まぢめなはなし。普通に格好いいよ・・・ 着物姿と言ひ、身のこなしと言ひ、立ち姿と言ひ・・・

普通に、格好いい・・・

今年の10月から八代目市川團十郎展を早稲田大学でやるらしい。市川團十郎関連の本はこちら ↓

http://blog.goo.ne.jp/liebe-kdino-schumi/s/%BB%D4%C0%EE%D4%A5%BD%BD%CF%BA

ここにそのチラシに引用されてゐる役者絵を

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八代目の「助六」

海老様の「助六」

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まるで、絵から抜け出たやうに「おなぢ」格好よさではありませんか? ちよつと、絵を見て驚きました。海老様を画いたらこの絵になるんだらうな・・・と。

さすが、ものすごいおいえです・・・・

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