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2013年9月23日 (月)

読み終はつた本

読書について (他二篇)

ショウペンハウエルの著書。

正直、すごく面白い。

何が面白いかと言へば、本書「読書について」と収録されてゐる他二篇 「思索」「著作と文体」のすべての論述が

現在の日本のマスゴミ、新刊を世に送り出しなんとか金を得たいと「似たよう手法」を繰り返してゐる出版界そのものを現してゐることである。

何か一つ売れることがあると、すぐにそれに飛び付いて「二番煎じ」を狙つてばかりの出版界、マスゴミ、そしてそれに乗じてなんとか金もうけをしやうともくろむ「エセ作家」はこれを読むべきであらう。 (読んだところで、自分のことだとわかるアタマがあるとは期待しない。期待できるレベルの人なら、批判される前に「いかにも金儲け」とわかるやうな本を出したり番組を組んだりしないからである)

表題の「読書について」だけでなく、収録されてゐる「思索」「著作と文体」の順に読んでいくとよいであらう。 「思索」「著作と文体」で現在の問題が明確にされてをり、それを踏まえて「読書について」を読んだはうが、読者にとつてしつくりと来る。

最高だなと思つた一文 :

「低劣な著作家の大多数は、新刊書以外は読もうとしない民衆の愚かさだけをたよりに生きているに過ぎない。すなわち彼らの名はジャーナリスト。適切極まる名前ではないか。これをドイツ語に訳すと日給取り。」 (P25-27)

http://blog.goo.ne.jp/liebe-kdino-schumi/e/fe309912bf5c9c2a7102a25115a53588 

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